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ブリーディングはその基礎となるメス犬の血統を考えて交配相手を選択します。
計画繁殖を行う場合、その直仔に最良の犬を求めるだけではなく、その子孫にまで良い点が受け継がれるように交配相手を決めるることが大切です。
オス犬の賞暦にのみ惑わされることなく、メス犬の長所を生かし、短所を補うことのできるオス犬を選択しましょう。
1.ペディグリー(血統)の意味と見方
血統とは、その個体の素性(両親祖父母などの祖先)を表し証明しているもので、それを記録してあるものが血統書です。
この血統書を調べて、その個体の背景を知りブリーディングの参考にします。
血統書とは繁殖における参考資料にすぎません。
血統書の5代前までを、「一族」と理解すると分かりやすいでしょう。
父犬の血統と母犬の血統をよく調べてそれぞれにある
優秀な個体のクロスでブリーディングを行います。
血統書をみると、それぞれの犬名の下には生年月日などのデータの他に、毛種と毛色が記されています。
特に、色には注意を払いよく調べると個体のカラーなどの遺伝的な部分もある程度まで読み取ることができます。
2.繁殖の組み合わせ方
○インブリーディング…
3代祖までの血統の中にある特定の個体がクロスされている繁殖の方法です。
優れたある個体の固定化を図るために取り入れられる方法ですが、体型やある特定の能力が固定される反面、この方法を幾度も繰り返すと、体型が小型化したり、男性形の消失や過敏な性格などの不都合な点も固定化しやすいのです。
よく行われるクロスとしては、2×2、3×3、2×3、3×2、2×4、などです。
(数字は世代数を表します。父母1、祖父母2、祖祖父母3……)
○ラインブリーディング…
3代〜5代祖までの血統の中にある特定の固体がクロスされている繁殖の方法です。
インブリーディングの弊害を最小限に食い止められ、多くの繁殖がこの方法で行われています。
3代目4代目に優秀な個体がクロスされている繁殖に多くの優秀な子孫が生まれています。
3×4、4×3、4×4、3×5、4×5、5×3、などです。
また、同一の個体が3回以上クロスされている場合も多くあり、ラインブリーディングの形でも、インブリーディングに近い場合も多くあります。
○アウトブリーディング
父犬母犬それぞれがインブリーディングかラインブリーディングで生まれてきて、父犬と母犬のそれぞれの5代祖までに血縁関係のない場合の繁殖です。
インブリーディングによる血統に異なる優秀な血統を入れて弊害をなくしていくための繁殖方法です。
○インターブリーディング(亜種繁殖)
同じダックスでありながら、毛質やサイズが違い独立した一亜種同士の繁殖をいいます。例えば、スムースにワイアーを交配するような繁殖の仕方をいいます。
イギリスでは1970年以来禁止されている繁殖方法で、他の諸外国の蓄犬団体でも認められていません。
残念ながら、未だに日本では血統書が発行される場合があるため、この種の繁殖が行われて、ダックスの特性を失ったダックスが生まれてきています。
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